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書誌
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2001−269361(P2001−269361A)
(43)【公開日】平成13年10月2日(2001.10.2)
(54)【発明の名称】陰茎長さ矯正具
(51)【国際特許分類第7版】
   A61F  5/41                 
【FI】
   A61F  5/41                 
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
【全頁数】4
(21)【出願番号】特願2000−85221(P2000−85221)
(22)【出願日】平成12年3月24日(2000.3.24)
(71)【出願人】
【識別番号】500132719
【氏名又は名称】比志島 温
【住所又は居所】埼玉県北葛飾郡鷲宮町桜田3丁目6−1−307
(72)【発明者】
【氏名】比志島 温
【住所又は居所】埼玉県北葛飾郡鷲宮町桜田3丁目6−1−307
(74)【代理人】
【識別番号】100104363
【弁理士】
【氏名又は名称】端山 博孝
【テーマコード(参考)】
4C098
【Fターム(参考)】
4C098 AA02 BB20 BC02 BC13 BC17 BD02 

要約
(57)【要約】
【課題】 簡単な構造で安価で、装着状態でも日常生活に支障をきたさずに気軽に使用できる陰茎長さ矯正具を提供する。
【解決手段】陰茎Bに巻き付けて止める伸縮自在なゴム製の装着帯11と、膝Aの下側に巻き付けて止める支持帯10とを、連結紐15を介して弾性的に伸縮可能なゴム製の引張部材12で連結し、その引張部材12で陰茎Bを弾性的に引っ張って陰径Bの長さを矯正する構成とする。




請求の範囲
【特許請求の範囲】
【請求項1】伸縮自在な弾性材からなり陰茎に巻き付けられる装着帯と、脚部に巻き付けられる支持部材と、これらの支持部材と装着帯を連結して陰茎を引張矯正する弾性的に伸縮可能な引張部材とを備えてなる陰茎長さ矯正具。
【請求項2】伸縮自在で柔軟性を有する保護部材を介して、前記装着帯を陰茎に巻き付けるように構成したことを特徴とする請求項1記載の陰茎長さ矯正具。
【請求項3】前記装着帯に連結紐の両端を止着し、この連結紐に前記引張部材の一端を連結し、他端を前記支持部材に連結するように構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の陰茎長さ矯正具。

詳細な説明
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、短小で悩む男性が陰茎長さを矯正するのに好適な陰茎長さ矯正具に関する。
【0002】
【従来の技術】男性週刊誌等に寄せられる性に関する相談の中に、陰茎が短小なことで深刻に悩んでいる人が多く見られる。陰茎短小の悩みを医療的に解決する場合は、一般に、成形外科手術によりシリコンのような異物を陰茎に注入するなどの処置が採られている。しかし、成形外科手術による場合は、高価な手術費用が必要となり、合併症の発生などの危険も伴うし、そもそも事柄の性質上、恥ずかしさから気軽に病院へ出向き難いという問題もある。
【0003】そのような背景があることから、従来、医学的処置によらないで個人的に陰茎短小を解決する目的で、機械的軟組織拡大器なるものが開発され開示されている(特表平11−514892号公報参照)。この従来の拡大器は、図9に示すように、全体を貞操帯状に形成し、符号1で示すストラップに連結して板状リム2を下腹部の位置する部位に設け、この板状リム2の陰茎の位置する部位に剛性ドーム3を突設するとともに、その上側に真空ポンプ4を付設した構成にしている。真空ポンプ4には、電源・圧力センサ・圧力調整用のサーボ機構等を内蔵している。
【0004】そして、使用時、真空ポンプ4を作動して剛性ドーム3内を所定の負圧状態にすることにより、ドーム3内に挿入した陰茎の軟細胞組織を拡大させる構造になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のような従来のものでは、真空ポンプ等の装置を備える複雑な構造となり、そのためコストも極めて高い。しかも、剛性ドーム3の外形構造上、装着したままでは就眠したり、歩行したりすることが難しくて日常生活に支障をきたし、体裁もよくないために気軽には使用できない。そこで、この発明は、簡単な構造で安価で、装着状態でも日常生活に支障をきたさず気軽に使用できる陰茎長さ矯正具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、この発明の陰茎長さ矯正具は、伸縮自在な弾性材からなり陰茎に巻き付けられる装着帯と、脚部に巻き付けられる支持部材と、これらの支持部材と装着帯を連結して陰茎を引張矯正する弾性的に伸縮可能な引張部材とを備えてなることを特徴としている。
【0007】また、この発明の陰茎長さ矯正具は、伸縮自在で柔軟性を有する保護部材を介して、前記装着帯を陰茎に巻き付けるように構成にするとよい。さらに、この発明の陰茎長さ矯正具は、前記装着帯に連結紐の両端を止着し、この連結紐に前記引張部材の一端を連結し、他端を前記支持部材に連結するように構成するとよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の形態について詳細に説明する。図1に、この発明に係る陰茎長さ矯正具がその使用状態において示されている。陰茎長さ矯正具は、膝Aの下側に巻き付けられる支持部材10と、陰茎Bに巻き付けられる装着帯11とを引張部材12で連結した構成となっている。
【0009】支持部材10は、膝下周りの大きさに対応する適宜長さの帯材を用いて形成されている。支持部材10は、図2(イ)にも示されるように、その両端部の内面及び外面に一般にマジックテープ(登録商標)とも称されるベルクロファスナー13の各片が止着されている。これにより、支持部材10の両端部は、ベルクロファスナー13の両片の接着面を貼り合わせて着脱自在に環状に連結できるようになっている。
【0010】支持部材10は、両端部をベルクロファスナー13で止めてもよいが、周知のベルト止め金具で掛け止めて環状に連結できるようにしてもよい。支持部材10としては、適宜素材からなる紐材を用いることもできる。その他、支持部材10として適宜の樹脂製テープ材などを用いてもよい。
【0011】装着帯11は、陰茎の太さに対応する適宜長さの伸縮性を有する弾性材、たとえば織平ゴム材を用いて形成されている。そして、図2(ロ)にも示されるように、支持部材10の場合と同様に、その両端部の内面及び外面にベルクロファスナー14の各片が止着され、両片の接着面を貼り合わせて着脱自在にリング状に連結できるようになっている。この装着帯11には、図1に示すように、引張部材12を連結するために、連結紐15の両端が縫い付けにより止着されている。
【0012】引張部材12は、適宜長さの伸縮性を有する弾性材、たとえば織平ゴム材を用いて形成されている。そして、一端に縫い付けて形成したループ部12aに連結紐15を挿通し、他端に縫い付けて形成したループ部12bに支持部材10を挿通して支持部材10と装着帯11とが連結されている。
【0013】さて、上述した本発明の陰茎長さ矯正具を使用する場合は、たとえば就寝時、図1に示すように、膝Aの下側に支持部材10を巻き付けてベルクロファスナー13で止める。そして、膝Aを曲げて股間に近づけた姿勢で、装着帯11を亀頭近くの先端寄りで陰茎Bに巻き付け、ベルクロファスナー14で止めてから、膝Aを伸ばしながら身体を横に寝かせる。このとき、膝Aを伸ばすと、それに応じて引張部材12が弾性的に伸長し、その弾性力で陰茎Bが引っ張られる。こうして引張部材12で陰茎Bを引っ張った状態のまま就眠する。仮に、途中で陰茎Bが勃起することがあっても、それに応じて装着帯11が伸びて陰茎形状に追従する。
【0014】このようにして毎晩継続して使用すると、経時、陰茎Bを構成する海綿体の軟細胞が増殖し、引っ張られて伸長した長さ形状に馴染んでくる。つまり、本矯正具を装着しない間もそのまま伸長状態が持続され、この伸長状態が自然状態となり、短小が解消されるに至る。この場合、長さのみならず、直径も増大する効果がある。また、陰茎Bを引っ張ることによって、その軟細胞の伸縮性が増し、その結果、勃起時における膨張率が増大する効果もある。
【0015】この発明の陰茎長さ矯正具は、上述のような就寝時に装着する場合に限らず、装着したまま歩行するなど、日常生活を支障なく遂行することができる。排尿も、引張部材12を伸ばして行えば、邪魔にならず可能である。こうして昼夜装着することで、より一層陰茎Bの引張矯正効果を上げることができる。もちろん年齢的に若年なほど引張矯正効果を上げることができる。
【0016】ところで、上述した陰茎長さ矯正具において、支持部材10は、別途に止め具を使わず、図3に示すように紐材で構成し、その両端を単に結んで膝Aに止めるようにすることもできる。また図示は省略するが、支持部材を無端状のゴムバンドのような弾性材で形成することにより、同様に止め具を使わず、足を通して弾性的に膝Aに締め付けて止めるようにすることもできる。
【0017】また、この発明の陰茎長さ矯正具は、装着帯11の巻き付け時に違和感を生じないように、図4に示すように、陰茎Bに保護部材16を介して装着帯11を巻き付ける構成にするとよい。その場合、保護部材16として、伸縮自在で柔軟性を有する筒状の弾性布を用い、装着帯11の巻き付け部位および亀頭の一部を覆うように、この保護部材16を被せてから、装着帯11を巻き付ける。
【0018】さらに、この発明の陰茎長さ矯正具において、引張部材12は、図5に示すように、一端を支持部材10に結び、他端を連結紐15の中央部で結んで支持部材10と装着帯11とを連結する簡単な構造にすることもできる。
【0019】さらに、この発明の陰茎長さ矯正具において、装着帯11は図6図7及び図8に示すような構成とすることもできる。装着帯11は、柔軟で伸縮性を有する袋状布20の内部に織平ゴム21を配置し、周囲の布部分を縫い付けてできている。その縫い付け方法は、装着帯11が長手方向(矢印で示す)に伸縮可能となる縫い方である。そして、袋状布20の表面にベルクロファスナー14と連結紐15とが、織平ゴム21とともに縫い付けられている。なお、図においてSは、縫い付け部あるいは縫い目を示している。
【0020】この発明の陰茎矯正具を使用するにあたっては、上述のように支持部材10を膝Aの下側に巻き付けると、支持部材10が膝頭で止められるので、ずれ上がることがない。したがって、そのような使用態様が最も好ましいが、支持部材10がずれ上がらないように適宜締め付ければ、膝下以外の太股に巻き付けて使用することも可能である。
【0021】上記各実施の形態は例示にすぎず、この発明は種々の態様を採ることができる。例えば、上記実施の形態では、装着帯11と引張部材12とを連結紐15を介して連結したが、引張部材12を装着帯11に直接連結するようにしてもよい。また、装着帯11や引張部材12は全体を弾性材で構成することなく、長手方向の一部のみを弾性材で構成して伸縮可能としてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、陰茎に巻き付けられる装着帯と、脚部に巻き付けられる支持部材とを弾性的に伸縮可能な引張部材で連結して陰茎長さを引張矯正するものであるため、それだけ構造が簡単でコストも安価にすることができ、しかも、装着状態でも何ら日常生活に支障をきたすことがなく、何時でも気軽に装着して使用することができる。

図の説明
【図面の簡単な説明】
図1図1は、この発明による陰茎長さ矯正具の使用状態を示す正面図である。
図2図2(イ)は陰茎長さ矯正具の支持部材を示し、(ロ)は装着帯を示す平面図である。
図3図3は、支持部材の両端を止める構造の他例を示す斜視図である。
図4図4は、装着帯を保護部材を介して陰茎に巻き付ける例を示す説明図である。
図5図5は、引張部材の両端をそれぞれ支持帯と装着帯に結んで連結する例を示す正面図である。
図6図6は、装着帯の他例を示す平面図である。
図7図7は、同装着帯の長手方向に沿った断面図である。
図8図8は、同装着帯の長手方向と直角方向に沿った断面図である。
図9図9は、従来の機械的軟組織拡大器を示す斜視図である。
【符号の説明】
10:支持部材
11:装着帯
12:引張部材
16:保護部材

図面
図1


図2


図3


図4


図5


図6


図7


図8


図9




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